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【 講演 】 NETFLIX 対応 HDR プロダクション『OpenColorIOv2.1を用いたカラーマネージメントシステム』

2022年12月15日に開催される 『Nuke Meetup Tokyo 2022』にて、下記の講演を行います。

講演タイトル:NETFLIX 対応 HDR プロダクション『OpenColorIOv2.1を用いたカラーマネージメントシステム』

登壇者:株式会社ロゴスコープ代表取締役 テクニカルアーティスト 亀村文彦

イベント:Nuke Meetup Tokyo 2022

主催:株式会社ボーンデジタル

会場:ワテラスコモンホール(東京 淡路町)

開催日:2022年12月15日(木)

講演時間:16:30~17:10

2003 年に Sony Pictures Imageworks が開発を開始したオープンソースソフトウェア OpenColorIOv1.0 は、昨今、VFX・CG業界に広く普及しました。2019 年には、AMPAS ( Academy of Motion Picture Arts and Sciences ) が開発するカラーマネージメントシステム ACES ( Academy Color Encoding System ) と共に、 OpenColorIO は ASWF ( Academy Software Foundation ) のオープンソースプロジェクトに採択されました。2022 年、ASWFよりリリースされたオープンソースソフトウェア OpenColorIOv2.1 には、NETFLIX や Disney+ など、OTT( Over The Top )での HDR コンテンツ制作に不可欠なカラーマネージメント機能が備わっています。

本講演では、はじめに、2000 年前後から個別に開発が進められてきた OpenColorIO と ACES が、現在のバージョンに至るまでの歴史を振り返ります。また、同時に両ソフトウェアに迅速に対応してきたコンポジットソフトウェア The Foundry Nuke の対応状況についてまとめます。 次に、最新の OpenColorIOv2.0, v2.1 で新たに備わった機能 ( Reference Gamut Compression, LogCameraTransform, etc ) を中心に、HDR コンテンツにおけるOpenColorIOv2.1 コンフィグ開発事例を紹介します。

国内におけるHDRプロダクションを促進するため、本講演のために開発した OpenColorIOv2.1 コンフィグファイルを無償配布します。

講演資料

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